タイ山岳民族支援NGO スタッフ日記

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旧正月の夜行バス

 written by ボランティアプラットフォーム 事務局 [日常] 投稿日時:2011/07/06(水) 13:08

今、日本では麗らかな春の季節ですが、タイでは乾季中の暑い暑い夏の季節です。
この時期以外にタイにいらしたことのある方が、「タイの国は暑くて大変だ。」とおっしゃりますが、この時期は本当に暑いです。
いつもサウナの中にいるようです。

この暑い4月の中旬には、タイの旧正月があります。
この時期は、タイ人の帰郷ラッシュのため、1ヶ月前からタイの公共のバス、列車がどれも満席になります。
都会に出稼ぎに来ているタイ人が、この時期は必ず里帰りをし、両親や親戚と共にお正月を過ごすためです。

昨年は、3月末に、旧正月に当たる4月13日、成田からバンコクに到着するボランティアさんから、タイ国内移動費を抑えたいからと、チェンライ行きの夜行バスの予約を依頼されました。
しかし、私の方でどのバス会社に問い合わせても、満席でどうしても予約が取れません。
仕方がないので、飛行機という手段は??この方法も、旧正月に当たるので通常価格の2倍以上するにもかかわらず、やはり満席・・・。
これでは、追加運転されるだろうバスを、バス停で待つしか方法がありません。
4月12日の夜に深夜便でバンコクに到着し、次の日の早朝にバス停へ移動。
13日早朝の時点で、その日の夜バンコクを追加運転されるバスのチケットを購入し、
大きな荷物もあることなので、そのままバス停で夜まで待機をしたそうです。
大変な苦労をしましたが、彼女は無事、14日の朝チェンライに到着し、楽しみにしていたタイの旧正月の水掛祭りに参加することができました。
1日バス停で待機をした分、同じようにバスを待っているタイ人の友達ができたり、
こちらに来てから読もうと思っていたタイ文化についての本を1日で読みきり、
ボランティア活動に備えることができたようで、最終的にはこの経験は良かったそうな・・・。

皆さんもタイの旧正月のビックイベントに合わせてチェンライにいらっしゃる場合は、くれぐれも早めの予約をお願いいたしますね。

今年のタイ旧正月(水掛祭り)については、次回のブログをお楽しみに!

ウィサカブーチャー

 written by ボランティアプラットフォーム 事務局 [日常] 投稿日時:2011/06/08(水) 10:14

5月17日は、満月の日です。タイではこの日をウィサカブーチャーと呼び、ロウソク、線香、蓮の花を持って、夜にお寺へお参りにいきます。普段タイのお寺に夜半入ることはできませんので、この日は特別で、そんな特別な夜のお寺をロウソクの幻想的な光が灯しています。

日本語では、“仏誕節”と呼ばれ、この日はお釈迦様の生まれた日であり、悟りをひらいた日であり、入滅した日と言われています。

夕方、お寺参り希望者を募ったところ、関心のあるボランティアさんがたくさん集まりました。(タイ仏教の宗教伝統儀式ですから、参加に強制はしません!!)
スタッフと共にNGO敷地内や山に咲く野の花を摘んで、お参りに行く準備をしました。ボランティアさんそれぞれに、ハイビスカスの人もいれば、バラの人もいれば、菊の人もいれば、タンポポのような(雑草!?)人もいて、お参りの花は個性豊かです。

スタッフにロウソク1本と線香3本を渡され、ピックアップの後ろに乗って、さぁお寺へ出発です!途中、タイの伝統衣装に身を包んだ年配の方々を通りで見かけました。みんなお寺に向かうのでしょう。

NGOのボランティアさんが英語を教えているこのお寺は、今日の特別なお参りのために、たくさんの人とお花とロウソの光であふれていました。
灯火と満月の月明かりに照らされた黄色く光るお坊さんの列の後ろに並んで、私たちも粛々とお寺の周りを歩き、儀式に参加することができました。

「今日お参りしたから、明日は良いことがあるかな~?」なんでことを話しているボランティアさんたちがいました。
「う~ん、今日徳を積んだからね。(タイ仏教の考え方)」と、答えるタイ人スタッフです。

こちらのNGOでは、色々な山岳民族の伝統行事に限らず、タイの伝統行事にも参加することができます。
様々な儀式は1ヶ月に1回もしくは2回ありますので、長期ボランティア、インターンをこちらでされる場合は、それを目にする確立が高くなります!

タイの旧正月

 written by ボランティアプラットフォーム 事務局 [日常] 投稿日時:2011/06/02(木) 11:13

前回のブログでも記しましたが、現在、タイは乾季中の暑い夏の季節に当ります。
晴れの日と暑さが続きますが、村の子どもたちとの川遊びや滝遊びは最高に気持ちが良いですし、良い思い出になるでしょう。

この暑い4月中旬の3日間に、通称「水掛祭り」と呼ばれるタイの旧正月があります。この時期は、都会に出稼ぎに行っていたタイ人も、みな里帰りをし、両親や親戚回りをします。

チェンライのNGOでも、このビックイベントを楽しんでもらうため、タイの文化を学んでもらうため、毎年、ボランティアさんやインターンさんに旧正月の行事に参加してもらっています。
お寺にお供えするための砂を川から運んだり、カラフルな紙の旗を作ったり、近隣に住み親しくする何人もの村長さんの所へ新年の挨拶に行きます。挨拶回りでは、必ずビール、おいしい正月料理が持て成されます。1箇所で食べ過ぎ、飲み過ぎてはいけません。何箇所も回るわけですから・・・。
何より旧正月で一番楽しいことは、“水掛”です。水掛って何?と、思われる方がほとんどかと思いますが、最高に楽しいお正月の行事です。
ピックアップトラックに、水でいっぱいにした水瓶を積み、一人一つずつプラスチックの桶を持ったら準備万端。早速、トラックに乗り込み、NGOを出発!!
道路を歩いている人、バイクに乗っている人、向かいから来る車に「サワディーピーマイ!(新年おめでとう!)」と言って容赦なく桶の水を掛けます。もちろん、ビショビショに濡れるわけですが、水を掛けられた人は怒りません。何て言ったって、旧正月の楽しい行事の一つですから!
ボランティアさんやインターンさんも、ずぶ濡れになりながら、思う存分この行事を楽しんだようです。

この時期にタイにいらっしゃる方は、必ず水を掛けられますので、濡れたくない方はカッパを着、荷物もすべてビニール袋で覆わなくてはいけません。

真夏の暑い季節ですから、お正月の水を浴びで、思う存分タイの水掛を楽しむことをおすすめしますよ!!
サワディーピーマイ!(タイの新年明けましておめでとう!)
今年は世界で災害のない良い年になりますように。
 
 

タイの仏教儀式“ワン・マカーブーチャー”がありました。

 written by さくら [日常] 投稿日時:2011/02/23(水) 17:14

 先週の金曜日、タイの仏教儀式“ワン・マカーブーチャー”がありました。

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これは、陰暦3月の満月の日に釈迦が、ウェールワン寺院を訪れた際、悟りの境地に達した1,250人の弟子が偶然一堂に会したという奇跡的な出来事を祝う日です。

 その日の夕方、タイ人スタッフから、タイの仏教と“ワン・マカーブーチャー”についての説明を受け理解を深めた後、お寺に持っていく蓮の花の準備をしました。
蓮の外の花びらは緑の色をしていますが、花びらが切れないようやさしく3角形に折り進めていくと、濃いピンク色の花びらが中から出てきます。
最後まで折ったところで、ロウソク1本とお線香3本をゴムで縛り付けて出来上がりです。

 夜7時頃、それを持ってお寺に行き、心を落ち着かせながら本堂を3巡しました。タイの仏教の考えでは、“3”という数字は大切な数字で意味を持っています。

 タイの文化や伝統は、今、人々の発展と共に急速に薄れていっています。
托鉢僧に喜捨する若者や、日々お寺に参拝する若者は、最近ではあまり見られません。
しかし、今日は特別な仏教の日だということで、家族連れや友達と来ている若者を多く見ることができました。

 夜のお寺は、満月の月明かりに照らされ、荘厳で神秘的に輝いていました。
今日、スタッフやボランティアさんと一緒にお寺を回って、少し心が洗われた気がします。

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※NGOの活動は、宗教に関係はありません。タイの文化を学ぶということで、ボランティアさんの有志と共にお寺に行きました。

ラフ族の村のお正月に御呼ばれされて

 written by さくら [ボランティア] 投稿日時:2011/02/08(火) 17:23

昨日、ラフ族の村のお正月に御呼ばれされて、ボランティアさんたちと共にラフのお正月を楽しんできました



ラフ族のお正月は、中国の旧正月とほぼ同じ日にスタートし、14日間続きます。
お正月の初日は、早朝から準備をしなければいけません。
まだ鶏も起きない真っ暗な時間から、村人たちは各家で餅をついたり、各家の神様に捧げるための豚を殺します。
眠い目を擦りながら、その日の正午過ぎには村人全員が集まり、村の中心地にお正月のための支柱が太い竹で塔を作り、それに飾り付けをしたり、御餅やお米、お水、ロウソクに加えて、大きな豚の顔が捧げられます。
夜になると一晩中、その塔の周りに村人が集まり、伝統的な楽器を打ち鳴らしながら、踊りを踊ります。それも、14日間続きます。

ラフ族の信仰上のオキテでは、この14日間、農作業や日雇いのような仕事を一切してはいけません。
村人たちは、1日中酒を飲み、豚肉料理を食べ、来客の接待をしながらのんびり過ごします。

私たちNGOのスタッフやボランティアも、勧められた酒や料理を食べ続け、その後少々踊りを踊り、腹満腹で事務局に戻ってきました。
14日間こんなお正月を過ごしていたら、5キロ以上は体重が増えます。
「正月ぶとり」とはラフ族のための言葉ではないかとしみじみ感じた1日でした。
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